"体臭が臭い"は"ワキガ"ではない

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「体臭が強い=ワキガ」は間違いですか?

ワキガと体臭というものを、同じものだと考えている方が意外と多いようです。ですが体臭が強くなっても、あのワキガの特徴的な臭いになることはありません。このふたつは、まったくの別物だからです。
ワキガに対する誤解のひとつとして「不潔にしているからワキガになる」というものが挙げられます。これは時として偏見となり、ワキガ体質の人に対して「まったく不潔なんだから…」というマイナスイメージが投影される原点にもなっています。確かに局所の清潔を保つことでワキガのニオイを軽減することはできますが、「ワキガだから不潔だ」ということには決してなりません。
たとえば風邪をひいて数日間寝こんだときなど、ろくに入浴もできず、布団にくるまって汗をかいたあとでは、誰でも体のニオイが強くなっていることに気づくでしょう。髪や皮脂のニオイ、さらに汗臭さも加わって、「あぁ、早く風呂に入ってサッパリしたいなぁ」などと思うはずです。ですがこれは、いわば不潔から来る体のニオイです。その人が本来持っている体臭とはまた別のものですし、もちろんワキガ臭とはまったく異なるものです。
私たち医師は職業柄、こうした「体のニオイ」を明確に区別しています。ワキガは体臭とは別のものですし、ましてや不潔だから発生するものではありません。そのあたりのことを、少しお話ししていくことにしましょう。

そもそも「体臭」の正体は何ですか?

体臭とはその人特有の体のニオイであり、誰にでもあるものです。もちろん一人ひとり違うのですが、それを正確に判別することは人間の嗅覚ではまず不可能です。
この体臭は、その人の体質や生活習慣、特に食事による影響を大きく受けるほか、お仕事によっても独特のニオイとなることがあります。
たとえば魚屋さんや板前さんならば魚のニオイが移るでしょうし、卵や砂糖、チョコレートなどを扱うパティシエさんなら甘いニオイがするでしょう。さらに普段から使っているオーデコロンや化粧品、石けんやシャンプーのニオイもするでしょうし、中には「酒くさい」という人もいることでしょう。
このように、私たちは個々の体質や生活習慣による「体臭」を持っています。そしていくつかの例外はあるものの、とかく他人に対して不快感を与えてしまいがちなものでもあります。
ですがこうした体臭は、消すことも変えることも難しくはありません。たとえば職業から来るニオイであれば、転職すると同時にニオイは薄まり、やがて消えてしまいます。シャンプーや化粧品のニオイならば、無香料のものに変えるだけでニオイは消えてなくなります。食習慣から来る体臭については「すぐに消す」ということはできませんが、食事の内容を見直していくことで、やがて少しずつ体臭も変わっていくことが期待できます。
つまり体臭というのは、その多くが「移り香」であり、また比較的容易に変えていくことができるものなのです。

「臭い=不潔」が成り立つケースとは?

ろくろく入浴もせず髪も洗わない。このような状態を続けているとどんなニオイを発するか、これは誰でも想像できるところでしょう。の場合はまさに「不潔から来る臭い」ということになります。汗や皮脂が皮膚表面の常在菌によって分解され酸化して、耐え難い悪臭を放つようになります。前述した体臭のような「移り香」ではなく、いわば体そのものから発するニオイです。
ですがこれとて、きちんと入浴して体を洗い、スッキリと清潔にすれば、それだけでニオイはほとんど消えてしまうものです。ですからこうした場合でも、本人が対処することで簡単にニオイを消すことができる、というわけです。

ワキガの臭いは容易に消せない?

では、ワキガのニオイはどうでしょうか。このニオイの原因は、皮下のアポクリン汗腺です。ここから分泌されるアポクリン汗が細菌類に分解され、あの強烈な臭いが発生します。これだけを見ると、「不潔から来る体臭」と同じように感じるでしょう。実際にこれら二つは似たような発生メカニズムを持っています。ですが決定的に違うのは、ワキガが「本人の意志と行動で抑えることができない」という点です。
髪のニオイや汗のニオイなどは、清潔を心がければ消すことも防ぐことも容易です、ですがワキガはそうはいきません。アポクリン汗腺からの発汗を自分の意志で止めることはできませんし、ましてや細菌による分解をストップさせることなどできません。もちろん、発汗を抑える制汗剤や、細菌の活動を弱める消臭剤などもあるにはあります。ですがこれらはすべて対症療法であって、決して根本的な解決にはならないのです。

きちんと治せるのは医師による治療だけ?

その発生を完全に止めることができないワキガ臭。ですが発生をできるだけ抑えたり、臭いを弱めたりすることは、日常生活の中でもある程度可能です。食事に気をつけストレスをためないといった「生活習慣の改善」から始まり、こまめに汗を拭いたりシャワーを浴びるなどしてワキの汗を洗い流すなど、対症療法的な方法もいくつかあります。ですがそれらはあくまでも「改善の一助にはなる」といった程度のものにすぎません。ごく軽いニオイならともかく、明らかにワキガと判る強い臭いを抑えるには力不足。しっかり改善するのなら、専門の医師による治療を受けるのが最善であり、また唯一の方法なのです。
私のクリニックにいらっしゃる患者様のほとんどは、汗とニオイの悩みにひどく苦しめられています。髪のニオイや足のニオイであれば、そこまで大きな悩みになることはないでしょう。こうした点も、ワキガが他の体臭と明確に違うところでもあります。ですがそれは正しい治療を受けることで、すぐにでも解決してしまうものなのです。そうした面からも、一日も早く医師の診察を受けることをお勧めします。
実際に治療を受けるかどうかは、その後であなたが決めれば良いことなのですから。

中年以降に特有のニオイは「加齢臭」?

少し話はそれますが、関係のあることなのでお話ししておきましょう。40 代以上の男性によくみられる「加齢臭」についてです。このニオイは年齢による体の変化はもちろんですが、それ以上にご自身の生活習慣が大きく影響していると考えられています。
体の臭いは皮膚からの汗や皮脂が細菌によって分解されることで生まれます。そしてこれらの分泌物は食事や生活習慣により、その成分組成が微妙に異なってきます。加齢臭は中年以降の男性に多く見られますが、その年代の男性はまさに働き盛りです。上司もいれば部下もあり、仕事の面では重要なポジションにいることが多いですから、どうしても仕事優先。運動不足気味にもなるでしょうし、ストレスも多いでしょう。外食が増え、肉類や油っこい食事に偏りがちですし、お酒を飲む場面も多いはずです。こうした習慣を何年も続け、そのうえ加齢による体の変化が重なると、体からの分泌物の成分に変化が表れます。それが加齢臭を強める原因になる、というわけです。
加齢臭はしばしば「オヤジ臭」などとも言われ、いかにも「冴えない中年男性」というイメージがありますが、決して男性だけに起こるものではありません。原因物質の分泌状態を考えると、男性よりもむしろ閉経後の女性のほうが、ニオイを発する可能性は高いという報告もあります。
いずれにしても自分の体のニオイというのは、自分ではなかなか気づきません。「自分は大丈夫」などと考えず、日頃からケアしておくに越したことはないでしょう。

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