脇の臭いを抑える対策

腫れが目立たず、包帯も不要。安心・安全・確かな技術 若返りの正しい知識 日本美容外科医師会認定医療機関|ご相談窓口 0120-200-986
無料カウンセリング予約
24時間メール相談
わきが(ワキガ)治療トップ > よくある質問 > 汗とニオイの豆知識

脇の臭い対策|汗をおさえるあれこれ

◎ワキガ・多汗・黄バミの基礎知識

◎わきが・多汗症治療の種類







脂肪吸引に対する質問

脇の臭いを抑える対策は?

脇の汗を抑える方法あれこれ

脇の臭い、ワキガ臭の原因であるアポクリン汗。根本的な解決を図るなら、この汗の分泌そのものを抑えてしまえば良いわけです。ですが発汗は正常な生理現象ですし、厄介なことに自分の意思で出したり引っ込めたりできるものではありません。
そのため脇からの汗がTシャツなどの服にしみつき、そこから臭いを発したりします。真夏はもちろんのこと、冬でも油断はできません。エアコンを効かせた暖かな部屋では脇の臭い対策が必要でしょうし、各種の防寒グッズも使い方によっては発汗を促し、臭いを助長することもあります。ひところ爆発的な売れ行きを見せた「ヒートテック」が脇の臭いをきつくするのでは? と一部で話題になったことがありました。ですが外気温や体温が上がれば、それを抑えるために発汗するのは自然な現象ですから、止めようがありません。
そこで次善の対策として、発汗してもそれが臭いを発しないようなさまざまな方策を施すことになります。
まず第一に考えられるのが各種の制汗剤です。これは文字通り発汗を抑える効果を持つものですが、汗腺から分泌された汗をパウダー状の粒子に吸着させることで汗の成分を閉じこめてしまう、というものも含まれます。脇汗対策としては手軽に使えるのが利点ですし、ワキガ臭だけでなく汗の臭い、足の臭い対策としても有効なものです。
もうひとつのアイテムとしては、分泌物を分解する常在菌に注目した製品です。別項でもお話ししたように、分泌されたばかりの汗には臭いがありません。それを皮膚の常在菌が分解し、酸化させることで強い臭いを発するのです。ですからたとえ汗が分泌されても、常在菌の働きを抑えてしまえば、臭いが発生することもないはずです。こうした考えから生まれたのが殺菌成分を含んだデオドラント製品です。常在菌そのものを殺菌してしまうものや、皮膚表面を薄い膜で覆ってしまうことで常在菌を閉め出してしまうものなど、いくつかのタイプがあります。 このように細かなメカニズムには違いがありますが、現在市場には数多くの製品が出回っています。そのうちのいくつかを例にとって、検証してみることにしましょう。

進化し続けるデオドラント製品

汗の臭い、脇の臭いを抑えるアイテムは、かなり以前からありました。古くはミョウバンやベビーパウダーなどで汗と臭いを抑えていたものですが、それを使いやすい手軽な製品にしたものが1970年代の半ば頃から登場しはじめました。
その頃の製品は有効成分をパウダー状にしてスプレーで吹き付けるという「パウダースプレー」と呼ばれるもの。サラッとした使用感で汗を抑える働きもあり、「デオドラント製品」というカテゴリーを一気に作り上げました。
その後もさまざまな改良・改善が加えられ、デオドラント製品は常に進化しています。初期のパウダースプレータイプに加えてチューブに収めたクリームタイプのもの、液状の「ロールオンタイプ」のものなど、使いやすさを追求していくつものタイプが作られています。また配合する成分についても制汗力を高めたものや殺菌効果を持たせたものなど、汗とニオイを抑えるための多くの工夫がなされています。
例として挙げれば「デオナチュレ」シリーズがあります。これはミョウバン(製品紹介などでは「天然アルム石」と表示されています)をベースにしたアイテムで、脇の皮膚に直接塗りつけることで「皮膚を引き締めて汗を抑え、抗菌効果で臭いを防ぐ」とされています。口紅のようなスティック上の「ソフトストーン」タイプのほか、小さめの足用タイプ、場所を選ばず使えるクリームタイプなど、用途にあわせたラインナップが用意されています。
またもうひとつの例としては「リフレア」シリーズも挙げられるでしょう。こちらは制汗よりも殺菌作用に重点を置いた製品で、長時間にわたる殺菌効果を持たせることで脇の臭いの発生を防ぎ、その効果を持続させるという製品です。これもポピュラーなスティックタイプのほか、クリーム、ジェル、ミストなどさまざまなバリエーションがあり、使う部分にあわせて選べるようになっています。

はたしてデオドラント製品の実力は?

このように、登場から数十年を経てデオドラント製品は大きく進化してきました。では、これらの製品で本当に脇の臭いが消せるものなのでしょうか?
もちろん私自身、すべての製品をテストしたわけではありませんから断言はできません。ですが使い方さえ間違わなければ、ある程度の効果は期待できるでしょう。「右脇、あるいは左脇だけが臭い」というような場合にも簡単に対処できます。エチケットを気にする女性、人と会うことの多い営業職の方、体質的に「汗っかき」の方などは、手軽に使えるアイテムとして重宝することでしょう。ですがこれらのアイテムは、決して万能ではないということも、覚えておいていただきたいと思います。
まず第一に「手間がかかる」という点です。ことに制汗に重きを置いた製品は、その制汗力には限度があります。初夏から夏にかけての暑い盛りには、いつまでも脇の汗を抑えておくことなどできません。塗ったそばから汗で洗い流されてしまい、また塗り直す…という作業を、ひんぱんに続けなくてはなりません。たとえせっせを使い続けたとしても、ワキガのような強い臭いを消すことはできません。症状が軽く臭いも軽微であればまだしも、あまりに強い臭いに対しては、デオドラント製品は力不足なのです。
また、近ごろ特に増えているように感じるのが、殺菌作用を強化した「薬用」製品です。これは皮膚表面の細菌を殺菌することで脇の臭いを抑えるというものですが、こうした殺菌成分あるいは抗菌成分は、細菌を選り好みしません。つまり細菌とみれば片っ端から攻撃し、殺菌してしまいます。その結果、皮膚の健康のためになくてはならない細菌までも退治してしまうのです。 皮膚表面に住む常在菌は、私たち人間と共存関係にあります。汗や皮脂などのエサを分けてあげる代わりに、皮膚表面のゴミ掃除をしたり、外部からやってくる有害な細菌をやっつけたりしてくれます。それを根こそぎ退治してしまったのでは、肌はまったくの無防備な状態になってしまいます。臭いを嫌うばかりに常在菌を完全に排除してしまったら、肌はすぐに不健康な状態に陥り、肌荒れやただれなどのトラブルを招いてしまうでしょう。
各種のデオドラント製品には、それなりの効果が期待できると私自身は考えています。ですが決して万能ではありません。その特性を知ったうえで、正しく使っていただきたいと思います。

あわせてよくお問合わせいただくワキガ(わきが)の悩み



kitamura clinic
0120-200-986
東京都中央区日本橋3-2-5 毎日 日本橋ビル1F
JR東京駅 八重洲北口より徒歩3分 10:00〜18:00(年中無休)完全予約制

アクセス・地図  
無料カウンセリング予約 無料メール相談
コンテンツ

□プライバシー・ポリシー  □サイトマップ     COPYRIGHT 2017 KITAMURA CLINIC ALL RIGHT.RESERVED.






TOPへ戻る 無料カウンセリング予約 無料メール相談 0120-200-986