多汗症の基礎知識

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わきがと多汗症、それぞれの治療法

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多汗症の基礎知識

ワキガ以上に煩わしい多汗症

ワキガとは別に意外と多いのが多汗症です。臭いで悩む人よりも、多量の汗で悩む人のほうが多いのではないでしょうか。それほど多くの方々が、汗の悩みを抱いているのです。
もっとも、医師に「多汗症」であると診断される患者様の実数は、決して多くはありません。平均的なレベルよりも汗をかきやすい、いわゆる「汗っかき」の体質の方が「自分は多汗症ではないか」と感じるケースがかなり多いものと思われます。ですがいずれにしても、あまりに多量の汗をかくのは面倒なことに違いはありません。
脇だけでなく顔や手のひら、足、さらに頭などから多量の汗をかくのが多汗症です。全身からおびただしい汗をかく「全身性多汗症」というケースもあります。中でもわきとともに手のひらからの多汗症に悩む方は多く、これは「手掌多汗症」とも呼ばれています。ここでいう汗はエクリン汗腺から分泌されるエクリン汗ですので、ワキガのような強い臭いはありません。ですから周囲への影響という点から見ると、ワキガほど大きな問題となることは少ないようです。
ですが多汗症とワキガは併発していることが多いものですし、脇に多量の汗をかく「腋窩多汗症」では、アポクリン汗腺からの分泌物をワキ全体に広げてしまうことにもなり、汗とニオイの両方の悩みを抱えてしまうことになります
何よりも多量の汗をかくのは、なんとも煩わしいものです。ぬぐってもぬぐっても、次から次へと噴き出すように汗が出てきますから、他のことが手につきません。
特に厄介なのは手のひらの多汗症です。手に触れるものがすべて汗まみれになってしまうのですから、仕事どころではありません。何をしていても、常に手のひらがびっしょり濡れている状態なのです。どれほど煩わしいものか、想像がつくでしょう。
このように厄介なものである多汗症ですが、その原因は実ははっきりとは判っていません。ワキガと同様に体質によるもの、精神的な緊張によるもの、さらには多汗症を発生させる「原因遺伝子」によるものだとの説がありますが、まだ研究段階にあるようです。また内科的な疾患によって多汗症の症状が起こることがあります。
また、これもワキガと同じように食事や生活習慣、ストレスによって症状が激しくなるということも言われていますが、これも正確に検証されていません。多汗症には解明されていない謎が、まだまだ多く残っているのです。

多汗症の治療法は?

このような多汗症に対しては、いくつかの治療法があります。それぞれに特性が異なりますが、発汗する部位や症状の程度にあわせて選択されるのが通例となっています。
もっとも手軽なのは外用薬です。これは塩化アルミニウムをベースにした薬剤で、局所的な多汗症には有効といわれています。体の粘膜部分以外であれば使う場所を選びませんし、処方箋があれば近所の薬局でも購入できる身近なものですので、症状の軽い方には重宝なものでしょう。
内服薬もありますが、これは「多汗症を治す」というよりも「症状を抑える」というものですので、継続して飲み続けなければ効果は表れません。また重篤ではないにしろ、口の渇きや排尿・排便生涯などの副作用もありますから、服用にあたっては医師と充分に相談することが肝要でしょう。また多汗症に良いといわれる漢方薬などもありますが、これは汗を生理的に抑制するもののほか、精神の緊張を和らげて発汗を抑える。という働きを狙ったものもあるようです。
また電流を用いた対処法として、「イオントフォレーシス」や「インフォレーゼ」などの方法があります。詳しい説明は避けますが、これらは皮膚に電流を流すことで発汗を抑制したり、汗腺の分泌口をふさいでしまうという方法です。これらは手軽ではありますが、効果という点では不安定であったり、また持続性に難があるなどのデメリットもあるようです。

本格的に多汗症を治すなら

これらの方法のほか、私たち医師が手がける多汗症治療というと、まず「ボトックス注入」が挙げられます。これは末梢神経の働きを弱めるボトックスという薬剤を皮下に注射し、汗腺類の働きを弱らせて発汗を抑える、というものです。さすがに全身性の多汗症には使いにくいものですが、ワキや手のひらなど、限定的な範囲であれば有効な治療法といえます。
ワキの多汗症に対しては、ワキガ治療と同様に汗腺類を除去してしまう外科治療が用意されています。これはワキの皮膚を少し切開して汗腺を切り取ったり、あるいは超音波手術器を用いて汗腺を破壊するなどの方法がとられます。外科的治療は多くのクリニックで行われていますが、それぞれに特徴があり、治療効果も異なりますので、どの治療法が適しているのか、充分に吟味する必要はあるでしょう。
さらに汗腺類の働きを司る神経を切除する、いわゆる「神経ブロック」の手術もありますが、これは副作用もあり、決して気軽に受けられるものではありません。他の治療法を試したうえで、さらに医師ともじっくり相談した上で選択するべきでしょう。

多汗症を疑うならば、まず医師に相談を

このように、多汗症にはまだ解明されていない部分がありながらも、現実的な治療法はいくつも用意されています。ただ、ワキガと同様に多汗症についても、「決して病的な症状ではないのに、本人が必要以上に気にしてしまう」というケースが少なくありません。
ワキガも多汗症も、それぞれ強い臭いと多量の汗が問題となる症状です。ですが「強い臭い」も「多量の汗」も、基準となる明確な物差しがありません。そのため少々強い体臭を根拠に「自分はワキガなのでは」と心配したり、汗っかきの体質を「自分は多汗症なんだ」と気に病んでしまう、ということが現実に起こっています。汗とニオイの悩みは人には相談しにくいものですから、たった一人で悩み続け、ついには精神的に追い詰められてしまうということも少なくありません。
そうした不幸な展開を避けるためには、専門家である医師の診察を受けるのが第一です。「もしかしたら…」と思ったら、まず医師に相談してみましょう。そして正しい診断のもと、正しい治療を受けて頂きたいと思います。

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